コラム
側弯症について ― 背骨の変形と身体への影響 ―

みなさま、こんにちは。ワラビー整体院です。
「左右の肩の高さが違う気がする」「背中の片方だけ出っ張っているように見える」
そんなお身体の変化に気づいたことはありませんか?
本日は、背骨の変形の一つである「側弯症(そくわんしょう)」についてお話しします♪
1.「側弯症」とは?

人間の背骨は、本来正面から見るとまっすぐに伸びています。
側弯症とは、この背骨が正面から見たときに左右に湾曲(カーブ)してしまっている状態、さらにはねじれを伴っている状態のことをいいます。
診断基準(角度による判断)
専門的な診断基準としては、レントゲン写真で背骨の湾曲の角度(コブ角)を計測します。
一般的に、上下で最も曲がっている部分の角度が10度以上の場合に「側弯症」と診断されます。
- ~30度くらいまで:外見上も変形が目立つことは少なく、日常生活に大きな支障がない場合も多いです。
- 50度以上:変形がかなり目立ってきます。場合によっては手術などの治療が必要になることもあります。
2.外見上の変化
進行してくると、身体の外見にも以下のような変化が現れます。
- 肩まわりの高さの違い:片方の肩だけ下がっている
- 骨盤の高さの違い:ウエストのくびれ方が左右で非対称になる
- 背中の突出:前かがみになった時に、片方の肩甲骨や背中、腰の一部が盛り上がって見える
- 胸郭の変形:肋骨が変形し、胸の形に左右差が出る
これらは自分では気づきにくいことも多いですが、ご家族や周りの人から指摘されて気づくケースも少なくありません。
3.主な症状

側弯症は、見た目の変化だけでなく、様々な身体の不調を引き起こすことがあります。
身体的な不調
背骨の歪みによって筋肉が常に緊張状態になるため、以下の症状が出やすくなります。
- 背中の痛み
- 腰の痛み
- 慢性的で頑固な肩コリ、首コリ
また、外見上の変化を気にしてしまい、それが精神的なストレスとなってしまう方も多数いらっしゃいます。
内臓への影響
湾曲が強くなると、肺や心臓を囲んでいる「胸郭」も変形してしまいます。
その結果、肺が圧迫されて呼吸が浅くなったり、肺活量が低下して息切れしやすくなったりすることもあります。
4.まとめ

側弯症は、成長期のお子様に見つかることが多いですが、大人になってから姿勢の悪さや加齢によって進行することもあります。
「もしかして側弯症かも?」と不安に思われたり、慢性的な背中の痛みにお悩みの方は、放置せずに早めのケアが大切です。
ワラビー整体院では、筋肉のバランスを整え、身体への負担を減らすサポートを行っております。
年齢、状態を問わず、お身体のことで気になることがあれば、是非お気軽にご相談ください!!!
5.参考文献
◯関連リンク
- 公益社団法人 日本整形外科学会 「側弯症」
[https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scoliosis.html]
- 日本側彎症学会
[https://www.sokuwan.jp/]