コラム
寝具とお身体の関係(まくら編)

みなさま、こんにちは。ワラビー整体院です。
12月に入り、寒い夜がつづきますね。暖かい布団が恋しい季節になりました。
さて、皆さんは普段、どういったタイプの「まくら」を使っていますか?
ホテルにあるようなふかふかの柔らかいまくらでしょうか? それとも低反発のフィットするまくらでしょうか?
「朝起きた時になんとなく首や肩が痛い」
「寝起きがスッキリせず、疲れが残っている気がする」
もしそんな不調を感じているなら、それは毎日使っている「まくら」が原因かもしれません。
今回は、意外と知らない「寝具とお身体の関係」、特にまくらについてお話しします。
1.寝具選びの最優先事項

まず結論からお伝えします。
寝具選びで最優先に考えていただきたいのは、「寝返りが打てるかどうか」です!
①寝返りが打てる環境が必須
質のいい睡眠をとるためには、スムーズに寝返りが打てる環境が必須なのです。
寝返りには、以下のような重要な役割があります。
- 血液やリンパ液の循環を促す
- 体温調節を行う(布団の中の空気を入れ替える)
- 特定の部位だけに負担がかかるのを防ぐ
つまり、寝返りは身体のメンテナンス作業そのものなのです。
②理想の寝返り回数
理想的な寝返りの回数は、一晩の睡眠でおよそ15回~20回ほどと言われています。
これだけの回数を無意識のうちに行うためには、寝具の上で身体を動かせる「広いスペース」を確保することがすごく大切です。
2.まくらの役割とNG例

では、まくらはどのような役割を果たしているのでしょうか。
①頭はおよそ体重の10%
人間の頭は非常に重く、体重の約10%(体重50kgの人なら約5kg)もの重さがあります。
この重たい頭を支え、首への負担を減らすのがまくらの役割ですが、選び方を間違えると逆効果になってしまいます。
②ふかふかのまくら(柔らかすぎる)
「柔らかくて包み込まれるようなまくらが好き」という方も多いかもしれません。
しかし、まくらがふかふかで柔らかすぎると、重たい頭がズブズブと沈み込んで固定されてしまいます。
頭が埋まってしまうと、テコの原理が働かず、自然と寝返りが打ちづらくなります。
結果として、同じ姿勢が続くことで筋肉が固まり、朝起きた時の不調につながります。
③大きいまくら(サイズが合わない)
サイズが大きすぎるまくらも注意が必要です。
頭だけでなく肩口まで乗るような大きなまくらを使うと、後頭部が高く持ち上がり、顎が引けた状態になります。
これは、いわゆる「ストレートネック(スマホ首)」に近い形で寝ているのと同じことです。
気道が圧迫されて呼吸が浅くなったり、いびきの原因になったりすることもあります。
3.理想のまくらとは?

では、どのようなまくらを選べば良いのでしょうか。
①おすすめの3つの条件
ワラビー整体院がおすすめする、まくら選びのポイントは以下の3点です。
- 硬め:頭が沈み込まず、コロコロと寝返りが打ちやすい硬さ
- 高め:横向きに寝たときに、背骨と頭が一直線になる高さ
- 首の後ろにフィットする形:後頭部だけでなく、首のカーブ(頸椎部)を隙間なく支えてくれる形
この3つの条件を満たすまくらが、首への負担を減らし、スムーズな寝返りを助けてくれる理想の形です!
4.次回予告

いかがでしたでしょうか。
今夜寝るときに、ご自身のまくらが沈み込みすぎていないか、一度チェックしてみてくださいね。
次回は、睡眠環境の土台となる「敷き布団、ベッド」についてお話しします♪
どうぞお楽しみに!