コラム
痛みのメカニズム! ― 私たちはどうやって痛みを感じているの? ―

みなさま、こんにちは。ワラビー整体院です。
私たちは日常的に「痛い!」と感じることがありますが、そもそも人間はどうやって痛みを感じているのか、その仕組みについて考えたことはありますか?
「なぜ痛みを感じるの?」
「痛みが伝わるってどういうこと?」
本日は、そんな少し不思議な「痛みのメカニズム」についてお話しします♪
1.痛みは身体からの「危険信号」

まず大前提として、痛みとは「人に警戒心を持たせ、危険から身体を守るための本能的危険信号」です。
もし人間が痛みを感じなかったらどうなるでしょうか?
骨折をしても気づかずに動き続けて悪化させてしまったり、病気の発見が遅れて手遅れになったりするかもしれません。
痛みは不快なものですが、私たちが生きていく上で欠かせない大切なサインなのです。
急性痛と慢性痛
痛みには大きく分けて2つの種類があります。
- 急性痛:怪我や病気など、原因がはっきりしており、治癒とともに痛みも消失するもの。
- 慢性痛:原因となる怪我が治っても痛みが続く、あるいは原因が不明確で長い間(通常3ヶ月以上)続くもの。
2.痛みが伝わるメカニズム

では、身体に異常が起きたとき、その情報はどのようにして「痛み」として認識されるのでしょうか。
危険信号が痛みとして出るまでの流れは、以下の4つのステップで進みます。
刺激から認知までの4ステップ
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刺激などを受ける
身体の組織が傷つくような強い刺激(熱、圧力、化学物質など)を受けると、その部分で組織の損傷が起こります。
すると、身体の中で「発痛物質(ブラジキニンなど)」や「発痛増強物質(プロスタグランジンなど)」が作られます。 -
末梢神経の侵害受容器で感知
作られた発痛物質を、神経の末端にあるセンサー(侵害受容器)が感知します。
ここで刺激が電気信号に変換されます。 -
神経線維を通り、脊髄へ伝わる
電気信号となった情報は、神経という電線を通って、身体の中心にある「脊髄(背骨の中の神経)」へと猛スピードで送られます。 -
感覚神経を通じて、脳(大脳)へ伝わる
脊髄に伝えられた信号は、さらに上へと昇り、最終的に司令塔である「大脳」へ伝えられます。
ここで初めて、私たちは「痛い!」と認知するのです。
3.まとめ

痛みとは、これほどに複雑な経路を通り、瞬時に脳へと届けられる重要なメッセージです。
「痛い」と感じるということは、身体が「ここを治して!」「無理をしないで!」と訴えている証拠です。
その声を無視して我慢し続けると、急性痛が慢性痛へと移行してしまい、治りにくい状態になってしまうこともあります。
少しでも身体の痛みに悩んでいる方は、我慢せず、一刻も早くワラビー整体院にご連絡ください!
痛みの原因を見つけ出し、身体からのSOSにしっかりと応えていきましょう。
4.参考文献
◯関連リンク
- 公益社団法人 日本麻酔科学会 「痛みのメカニズム」
[https://anesth.or.jp/public/pain_mechanism]