埼玉県蕨駅近くの整体院ワラビー整体院のコラム

コラム

2025.12.30

猫背の高齢者の歩き方 ― なぜ歩くのが遅くなる?姿勢と歩行の関係 ―

チョコチョコ歩きをする高齢者のイメージ

みなさま、こんにちは。ワラビー整体院です。
本日は、「高齢者の猫背と歩き方」についてお話しします。

街中で、背中を丸めて小さな歩幅でチョコチョコと歩いている高齢の方を見かけることはありませんか?
実はその歩き方、単なる「筋力の低下」だけが原因ではないかもしれません。

1.高齢者の猫背と歩行の問題

高齢者の猫背は、若者の猫背と同様に肩こりや腰痛など様々な問題を引き起こし得ますが、それらに加えて、高齢者で特に顕著になる問題があります。

脚が前に出づらくなる

それは、猫背が原因で、歩行動作時に脚が前に出づらくなることです。

猫背になればなるほど、重心が崩れ、股関節の動きが制限されてしまいます。
その結果、脚を大きく前に踏み出すことができなくなり、狭い歩幅でチョコチョコ歩くようになります。
一所懸命に足を動かして歩いている割にはなかなか前に進まず、歩くスピードが極端に遅くなってしまうのです。

2.「足腰が悪い」せいだけじゃない?

猫背だと足が出にくい図解

ご本人の感覚では、「最近、脚が前に出ないのは足腰が弱ってきたせいだ」「膝が悪いせいだ」と考えてしまいがちです。
もちろん筋力の低下も一因ではありますが、実は上半身の“猫背”が脚の動きを物理的に妨げている大きな要因になっていることが多いのです。

猫背が脚の動きを妨げる

実際に、わざと背中を丸めて猫背の姿勢をとって歩いてみてください。
高齢者だけでなく若者でも、脚が前に出づらく、歩きにくいと感じるはずです。

高齢者の方は、筋力の低下や関節の硬さも加わるため、この「猫背による歩きにくさ」の影響がより顕著に出てしまいます。

3.外出へのネガティブな影響

外出がおっくうになっているイメージ

歩くのが遅くなると、横断歩道を渡り切れるか不安になったり、友人と歩くペースが合わなくなったりします。
そうした経験が積み重なると、「周りに迷惑をかけるから」「危ないから」と、外出に対する気持ちの面にもネガティブな影響が出てきてしまいます。

外に出る機会が減れば、さらに筋力が低下し、ますます歩けなくなる……という悪循環に陥りかねません。

4.まとめ

背筋を伸ばして元気に歩くイメージ

年齢を重ねて、「脚が前に出づらい」「歩くのが遅くなった」と感じたら、まずは足腰だけでなく、「背中が丸くなっていないか?」をチェックしてみてください。
背筋を伸ばすだけで、驚くほど足が出やすくなることもあります。

まだ高齢ではない方も、若いうちから背筋を伸ばして歩くクセを付けておくことが大切です。
今の積み重ねが、いざ高齢になった時にも、しっかりした足取りで健康的に歩き続けられる未来を作ります。

ワラビー整体院では、姿勢改善を通して「いつまでも自分の足で歩ける身体づくり」をサポートしています。
姿勢や歩き方で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

5.参考文献

◯関連リンク

- 公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット「高齢者の歩行能力と病気の関連」
[https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/hokou.html]